CVS の使い方
 使い方(場合分け)
 保管庫
  保管庫の指定方法
 改訂番号
  枝と葉
 import
 二回目

 枝の番号は奇数桁
 枝を作る三方法
 枝の確認方法
 実際例 (1) tag
 実際例 (2) rtag
 実際例 (3) import
 枝での変更を取込
 tag を消す
 枝の使い方
  過去形
  未来形
操作
 変更を元に戻す
 追っかけ
  -ko のこと
  import
  cvs co
  枝
  枝の持出
  枝を変更
  cvs add
  commit
  tag
  統合
CVSROOT
 history
  history の読み方
   一文字目
    時刻情報
Errors
 had a conflict and
 waiting for lock
関連道具
 cvstree
URL

software

CVS @ki.nu

Last Update: "2007/01/22 18:23:09 makoto"

改訂番号

CVS の版数管理の基本は 改訂番号 (Revision) です。これは譜(File)に付くもので、必ず偶数桁です。例えば 1.1 のような形をしています。 1.34 とか 1.1.1.1 とか 1.2.3.4 あるいは 1.1.3.4.5.6 のような場合もあります。

枝と葉

実は、上の改訂番号は、 (枝の番号) + (葉の番号) の形をしています。例えば次のような例があります。
改訂番号 枝の番号 葉の番号説明
revision branch leaf
1.1 11 1 という枝に生えている 1 という葉
1.2 12 1.1 を変更・登録したので (同じ枝の次の葉の) 1.2 になった
1.34134
1.35135 1.34 を変更・登録したので 1.35 になった
1.2.3.31.2.33 1.2.3 という枝に生えている 3 番目の葉
1.2.3.41.2.34 上の葉を変更・登録して4 番目の葉になった
最後の ピリオド(.) の後が 「葉の番号」(leaf number) です。1.1 なら 1 という枝 の 1 という葉、1.34 なら 1 の枝の 34 番目の葉ということ になります。1.1 を変更して登録すると 1.2 になります。1.34 を変更して登録すると 1.35 になります。1.2.3.3 を変更して登録すると 1.2.3.4 になります。

ここで登録という用語を使いましたが、通常は commit と言います。登録の時には、

cvs commit filename
という操作をするからです。この操作により、初めて保管庫の内容が変化します。 ここで説明している改訂番号は必ず譜 (file) に付きます。 もしどこかで持出したものを見る機会があれば、次のような行があるかも知れません。
; $Id: 20000.revision.html.ja,v 1.1.1.1 2008/03/12 10:53:46 makoto Exp $
ここの 1.52 がその番号です。上で 「1 という枝」と書いていますが、これは特別に幹 (trunk) と呼ばれることが多いです。あるいは main trunk とも言います。
以前の cvs 情報
Last Update: Sat, 07 Jun 2014 22:16:17 GMT 1.66 2008/03/08