Last Update: "2008/05/04 15:28:36 makoto"
source の取得
手元に source を持って来る方法はいくつもあります。
大きく分けて、
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tar
(Tape Archive)
でまとめて持って来て手元で展開する
ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/NetBSD/NetBSD-release-4-0/tar_files/src/
ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/NetBSD/NetBSD-current/tar_files/src/
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cvs
(Concurrent Verion System)
で、
最新の、あるいは枝または日時を指定して、その時のものを持って来る
- Anonymous CVS サーバー
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http://www.jp.netbsd.org/ja/JP/Documentation/anoncvs.html
- NetBSD-current の追いかけ方
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http://www.rr.homeunix.net/netbsd/current.html
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sup
(Software Update Protocol) で最新版を持って来る
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CVS 保管庫をまるまる手元に持って来て、その中から cvs などで持出す
などの
方法があります。
方法の名前で言えば、次のような手段があるとも言います。
- ftp
- CVSup
- sup
- rsync
- cvsync
この他に mirror というのもあります。
上に挙げた 1,2,3 と、ここに挙げ
た一覧には少しだけ相関があります。
例えば ftp は通常 1 の方法に、
cvsync は通常 3 の方法に使います。
cvsync については
pkgsrc 各論
の方を見て下さい。
ftp
pkgsrc の場合:
上の最後の操作は、数が多いので、ちょっと時間がかかるかも知れません。
さて、
実は、ここに挙げた cvsup, rsync, cvsync はいづれも OS には含まれ
ていません。最初に使うには何らかの方法で追加しておく必要があります。
例えば最初の「pkgsrc の source の取得」に使うことを考えた場合、
少し矛盾があります。
「持って来るのに、その持って来るもの自体が必要だ」ということです。
金庫を開けるのに、その中に入っている鍵が必要なことがもしあるとすると、
それと同じことになります。
これを解決する簡単な手段は、pkg_add を使います。
例えば、NetBSD/i386 の 2.0 であれば、
export PKG_PATH="ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/NetBSD/packages/2.0/i386/All"
export PKG_PATH=$PKG_PATH;"ftp://ftp.fi.netbsd.org/pub/NetBSD/packages/2.0/i386/All"
sudo pkg_add rsync
などとします。
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