Last Update: "2008/01/23 14:10:47 makoto"
カーネル
再構成方法
(→ 最近の方法)
src
最低限必要なものは /usr/src/sys 以下です。
最近は common 以下が必要
になっています。つまり以下のような材料を使います。
- /usr/src/sys
- /usr/src/usr.sbin/config/
- /usr/src/common
config の文法が新しく追加された時には、
sys 以下に加えて /usr/src/usr.sbin/config が必要になります。
config とした時に、何か誤りが表示される時には、usr.sbin/config の下で make
し、出来た config を /usr/sbin/config に写しておきます。
いづれにしても、src をもらって来るにも、いくつかの方法があります。
- 全ての src をもらって来る
- syssrc をもらって来る
- /usr/src/sys, /usr/src/usr.sbin/conf だけをもらって来る
この場合に
大切なことは、どの版の kernel を作ろうとしているかです。
release 版の GENERIC を少し変更したい、ということであれば、
ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/NetBSD/NetBSD-4.0/source/sets/
(または)
ftp2
の中の、
File: syssrc.tgz 26402 KB 12/06/04 10:01:00
をもらって来るのが一簡単でしょう。
例えば、次のようにします。
cd /home
mkdir tar
cd tar
wget ftp://ftp2.jp.netbsd.org/pub/NetBSD/NetBSD-4.0/source/sets/syssrc.tgz
普通は /usr/src の下に開けるものらしいですが、
実際には、どこでも同じです。
sysrc.tgz は tar zxf する場合 cd / しておきます。すると usr/src
の下に開けてくれます。
ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/NetBSD/NetBSD-current/tar_files/src/
の場合には、
common.tar.gz
sys.tar.gz
usr.sbin.tar.gz
をもらって来ます。
make
普通は次のようにします。
cd /usr
cd /usr/src/sys/arch/macppc/conf
config GENERIC
cd ../compile/GENERIC
make depend netbsd
cp netbsd /netbsd.new
sync;sync;sync; reboot
(再起動)
boot netbsd.new
build.sh
もし全ての src が手元にあるなら、
cd /usr/src
./build.sh tools
./build.sh kernel=GENERIC
のようにして作る
ことも可能です。
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