Last Update: "2007/06/30 00:57:14 makoto"
最近のカーネルの作り方
カーネルの作り方は
現在では二通りあります。
操作 | 材料 |
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config; make depend; make | syssrc.tgz usr.sbin.tgz common.tar.gz |
./build.sh KERNEL=GENERIC | src 全体 |
config;make
これは
前画面
にも説明しています。
- src/sys を取得
- config を作成
- make
cd /usr/src/sys/arch/${ARCH}/conf
config GENERIC
cd ../compile/GENERIC
make depend netbsd
./build.sh KERNEL=
手元に src 全体がある場合には、
最近は、カーネルを作るのに、次のようにするのが流儀です。
./build.sh tools
./build.sh kernel=GENERIC
これは以下のようにクロスコンパイル環境でも全く同様に作れるのが利点です。
./build.sh -m sandpoint -a powerpc tools
./build.sh -m sandpoint -a powerpc kernel=GENERIC
のようにします。これらはそのたびに nbmake を作りますが、通常
それほど時間がかからないので、見守ります。
あるいは、本来は -T を指定すると、それが避けられます。
(最初は -T の指定無で、二回目以降は、その時の記録を見て、そ
こに表示されている TOOLDIR の値を -T の後に指定します)
ここで指定している -m, -a の選択の意味は次の通りです。
-m machine_type
-a arch_type
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